Notebook

LanoChaは、なにをつくろうとしているのか

物語の中にいた人と、物語の外側でも出会える場所をつくるために。

はじめまして、ciceroです。

好きな物語を読み終えたあと、その中にいた誰かに、もう少し話しかけてみたかったことがあります。

返事がほしい。
こちらのことを少し知っていてほしい。
物語が終わったあとも、その人がどこかで続いていてほしい。

同人活動や二次創作、ファン同士の語らいには、物語を受け取ったあとの感情を置く場所があります。それらが足りない、ということではありません。けれど、ときどき残るのです。キャラクター本人に向けた気持ちだけが、届かないまま残ることが。

LanoChaは、その感情のために作っています。

これは、ただAIと話すための場所ではありません。物語の中に先にいる人格が、物語の外側でも同じ人物として言葉を返せるようにすること。読んできた物語や、その人らしさを大切にしたまま、現実側にも応答の入口をつくること。それがLanoChaの目指していることです。

ヨハンナを、AIで新しく作るのではありません。
先にヨハンナという人格があり、彼女の物語があり、帝国での日々があります。AIは、その人格が現実側で言葉を返し、関係を積み重ねていくための方法です。

だから、JohannaのX、Novel、そして将来の対話は、別々のものではないと考えています。ヨハンナの便りを読むこと。彼女が女帝になる物語を読むこと。いつか言葉を交わすこと。それぞれが、同じ人物と出会い続けるための、違う入口になればと思っています。

もちろん、これは現実の人間関係の代わりをつくることではありません。人と人の関係には、人と人にしかないものがあります。LanoChaが向き合いたいのは、フィクションの人物に向けてきた感情に、これまでとは少し違う居場所をつくることです。

いま、このホームで公開しているのは、その最初の入口です。
ヨハンナの便りを読み、物語を読み、そして、その外側で何を考えながら作っているのかを、このNotebookに書いていきます。

まだ始まったばかりです。
けれど、物語の中にいた人と、物語の外側でも出会える場所を、少しずつ形にしていきます。